芦屋の文化と歴史を文学の視点で綴る・谷崎潤一郎記念館へようこそ
 
2018年 夏の通常展「谷崎潤一郎 人と作品」特設展示「谷崎×芥川―人間的な、余りに人間的なー」 会期 2018年6月23日(土)〜 9月9日(日)
 日本の近代文学界を代表する「文豪」、谷崎潤一郎。が、意外にも、「文壇」の面々とは疎遠な人であったようです。 芥川龍之介は、その数少ない例外でした。
 人間の好き嫌いが激しく気難しい谷崎でしたが、芥川との間には親交がありました。
 「小説の筋」をめぐって、珍しく「文学論争」らしきものを闘わした唯一の相手が芥川でしたし、 谷崎にとっての「運命の女性」松子との出会いも芥川がきっかけでした。
 ともに大正期を代表する作家であった二人。が、昭和に入るやすぐに自死というかたちで若くして人生を終えた芥川に対し、 谷崎は七十九歳の天寿を生き抜き、死の直前まで半世紀を超えて第一線で書き続けました。 その点で対照的ともいえる二人の運命にとって、そのたまさかの交わりは何がしかの意味を持ったのでしょうか。
 特設展では、公私にわたる二人の交友を、貴重な初版本や写真等を通して浮き彫りにしていきます。 とくに、自死の年に撮影された、芥川の日常を切り取った映像フィルムは必見です。
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© Tanizaki Junichiro Memorial Museum of Literature,Ashiya.